肩痛と腎経の関わり

奥村鍼灸院 そわ花です^ ^

 

腎経の「エネルギーの流れ」をこう捉えます。
(イラストは『鍼灸学・経穴編』より)

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腎経の流れは
腎臓は勿論、肝、肺、心とネットワークを作っています。

腎の不調が

肝に及べば、
肝と表裏をなす胆経に症状がでます…片頭痛、肩凝り、肩関節痛。腕の挙上は横向けにつらい、朝起きがけが固まった様になる。(側面)

肺に及べば、
表裏の大腸経に…目が見え辛い、歯痛、肩関節前面の痛み、夕方から疲れると調子悪い。(前面)

心に及べば、
表裏の小腸経に…不眠、関節の腫れ、上肢帯の深部の鈍痛、肩関節から肩甲骨にかけての痛み(後面)

腎の治療経穴
図で示されている中から選びます。

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背部には「裏腎経」があります。腹部の腎経と同様、効果的な経穴があります。身体の重心線を成す大切な経で、脊柱に関わります。加齢とともに腎が衰えると背骨が真っ直ぐに立っていられなくなるのはこの為です。

 

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