木が生命を育む

もくかどごんすい。

 

木、
火、
土、
金、
水。


東洋医学の基礎になっている“五行説”では
世界はこの5つの要素で構成されているとします。
そして、ただ5つあると言うだけではありません。
この5つの順番、位置関係も意味があります。
5つの間には循環の流れがあるからです。


水が
一番下。全ての土台。地球環境でも水の循環が地球の生命と関わりが深い…と言うか、水の循環とは地球の命です。
地中では一番地下深い流れ、生命圏の最深部。


金が
水の上層です。岩盤。花崗岩玄武岩、カンラン岩とか。
要はミネラルです。ミネラルは水の「性格」を変えます。水中での化学反応などミネラルの条件次第で変化します。細胞質内の代謝でも不可欠。


土が
岩盤の上層です。表土。バクテリア、細菌、虫、動物。生物の生活圏になってきます。草木の根がはります。生き物たちの生活の基盤。


火が
表土の上層です。生き物達が生命を楽しみ謳歌します。生命のドラマそのもの。


木が
最上層です。ドラマの舞台となる世界を守り、世界をリードします。木がないと舞台が無いのですから、命のドラマが展開しません。

 

イラスト Yoshi さん

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