⑦水が生命の場を創りだす
- 今日はとても大切なお話
⑦水が生命の場を創りだす
生体の成り立ちを細かく細かく想像すれば
体は細胞でできていますし、
細胞はたんぱく質
分子は組合せになっている原子
そして原子核と電子…
であることは間違いないはずです。
ただ、
生命は
それだけでは成り立たない。
それだけだったら素粒子でできたただの物質でしかありません。
物質であり、なおかつ生きる意思を持っている地球の生命体であるには…
あと絶対不可欠なものとして
「水」があります。
水は
体のなかにあまねく存在し絶えず流れて体に「動き」をもたらし、物体の体に命を与えます。
体と水の分離が命の終わりだとわかるのは、
死が間近になったガンの方から水が漏れこぼれだしていくさまを目の当たりにする時…
腹水が止まらないとか皮膚から水が滲み出てしまう、あたかも生命がぬけつつあるかの様です。
亀裂の入った水道管のようで思わず手で抑え止めようと必死になります。
亡骸が萎んでしまっているのは水が分子原子から分離して体から出ていってしまったらからだと、私は考えています。
もし、
離れていく生命の水を
分子に再び戻すことができれば
まだ共に楽しく過ごせていたかもしれません。
つづく
大切な人が旅立った花さく季節に