女性のホルモンサイクルと鍼灸

女性のご利用が比較的多い当院です。
症状のご相談をおうかがいしますと、かならず
いわゆる「生理のこと」をお話しされます。


男女混合の日常生活では
ほとんどその話題は出てきません。
例えば生理痛であっても、
女性は社会システムの中で痛みのやりくりをしつつ
人知れず黙々と働いておられます。
女性同士ではご相談もされているでしょう。
男性に相談されることはまずありません。


でも、もちろん当院では
治療と言う場合ですので
女性が
痛みはもちろん、いろいろお辛い体調について
ご相談されるとき、
ホルモンサイクルのことは必ずおうかがいしています。


病院ではこの分野を
「婦人科」
という枠に入れてありますが、

生命に女性と言う性があり続けてきた期間、それだけの歴史のある分野であり、何より今生活する上での日々を支えるベースになることなので
「婦人科」=「総合科」
と言っても良いほどでは?

と思うのは私だけでしょうか…


鍼灸はもともと体の総合的なバランスから
体調の変化を診ていきます。
頭痛、めまい、のぼせ、胃酸過多、不眠…etc…
「何科を受診していいか?」「薬局でどんな薬を買えばいいか?」判らないような
症状としてはバラバラ体調不良でも
鍼灸の捉え方を用いて観点を変えてみると
全ての症状はリンクしている

と言うことが解ります。

 

〜つづく〜

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